700万人の大卒がいる中国の就活事情
中国では、一人子政策や大学規模を拡大により大学生は約7倍の700万人に激増!
中国政府は人口の増加を抑制するために、1979年に「計画生育政策(一人っ子政策)」を施行しました。その為、今の大学生たちは両親とその双方の祖父母に甘やかされて育てられてました。家はどう苦しいでも、その一人の子供を将来良い生活を送れるよう必死に頑張っています。それで、いくらお金かかっても大学にはどうしても入学させます。
また、中国は2000年から大学に優先的に経済的援助を行って、発展させたため、規模を拡大とともに、入学人数も年々急増しています。
その為、中国での就活は非常に厳しい状況になっています。
中国の就活は日本と違って、いくつの特徴があります。
★中国では、日本のような新卒一括採用という制度ではなく、インターンシップしてから、正式に採用という流れです。
インターンシップに関しても、日本で最近始まったインターンシップと違い、普通は大学四年生の時に行って、平均で3~6カ月と長いものが一般的です。インターンシップの報酬少ないそれともないが、将来いい就職をするための箔付けとしての役割を負います。いいインターシップ先は正式に就活する時に、セルスポイントになります。
★新卒給与が全体的に低いし、学生ごとに全く異なります。給料が高いところは銀行、コンサルタント、金融などの業界です。
★生涯雇用など考えていません。大卒のほぼ全員が将来の転職を前提とし、自らの価値をより高めてくれる場所、そして多くの給与を与えてくれるところを目指し、転職を続けるのです。
厳しい就活環境で、公務員試験がとても人気になります。
公務員の給料は高くないですが、
・社会地位が比較的に高い
・仕事のストレスが少ない
・福利厚生なども民間企業より良い
・安定性があり
というメリットで、受験する人数は年々高まっています。
2017年中国公務員試験を申し込んだ人数は133.8万に達しました。平均的倍率は50:1です。一番人気なところは9837:1です。
人数恐ろしいですね。
これで中国の就活事情についていかがですか?